自家製イカの塩辛
とても新鮮な大きなスルメイカが手に入ったので、迷わず塩辛を作りました。
捌いてみると、何やらアニサキスらしき米粒状の個体が5つ見つかりました。
冷凍せずとも新鮮なサカナを流通できる現在、アニサキス中毒が流行ってるそうです。
自分で捌き仕込むことによって、注意深く除去すれば中毒の心配もありません。
開いた腹の肉に食い込むように付着する米粒状の物があれば引き抜くように
取り除いて下さい。ゲソやクチバシあたりも観察して下さいね。
ワタの皮目に付着するツブツブ状の物も用心して丁寧に包丁で取り除きましょう。
って、いきなり怖い話をしましたが、食は安心安全あってこそですものね♪
☆自家製イカの塩辛
1 イカの身は皮を剥いで短冊にカット。ゲソは塩揉みして洗ってからカット。
水気を拭いてから酒塩してタッパーに入れて冷蔵庫に保存。
2 破かないように取りだしたワタ(肝)の付着物(墨袋や内臓物、アニーなど)を
取り除き大目の塩をふって冷蔵庫で保存。
4 翌日、ワタから出た液をサッと洗い流し、水気を切ってから包丁で開き皮を
取り除く。ワタの中身を包丁で叩きボールに入れたら2のイカを加え混ぜる。
5 味を見て薄ければ塩少々を加え、タッパーに入れ冷蔵庫に保存。2日目以降から
味が馴染み美味しく食べれます。
☆生のカツオ1本を捌く時も腹の中身をじっくり観察してアニーを除去して下さい。
冷凍や加熱によってアニサキスは死滅しますが、塩と酢では死にません。